サバニのウェーク(エーク)


従来はイークの木(モッコク)から作られていたが、ウェークの制作にはある程度の長さの材木が必要なため現在では良質なものは年々入手困難になっている。
ウェークは、漕ぐ事によってサバニの推進力とする時だけでなく、トゥムヌイ(舵取り)は舷側に固定して舵としても使った。その際には、このウェークの独特の形状が操作性を向上させたと言われている。また、漕ぐ際に海水に当る部分にはカルマン渦を減少させる為の工夫もなされている等、極めて完成度の高い道具である。

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ウミフゾー

水密性に優れた海人のタバコケース。小銭入れや枕としても使われた。材質には主に栴檀の木が用いられた。


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ミーカガン

モンパノキの特性を活かして作られるミーカガン。現代の競泳用ゴーグルと比べるとそのデザインの先進性が良く解る。
アギヤー(追い込み漁)で漁師仲間が目を痛める事を重く見た、同じく糸満の漁師である「玉城保太郎(たまぐすく やすたろう)」氏によって明治17年に発明され、瞬く間に琉球列島全域に広がった。


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ユートゥイ

船底に溜った水垢を汲み出すユートゥイは、船上での食事の際には食器としても使われた。琉球松が主に材料として用いられた。底は独特の丸みを持つサバニの船底に合わせて湾曲している。地方地方によってその材料となる木材や形状も異なる。
近年では、プラスチック製洗剤の空き容器で代用されている事が多い。


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その他

このウェブサイトでご紹介しているのは収蔵品の一部です。その他、小物から大きな物まで多種多様な漁具がありますので、是非ご来場の上ご自身の目で体験してみて下さい。